軒天部分にカビが発生した時の対策やチェックポイント!
『目次』
軒天は湿気がこもりやすい部分ですので、カビや藻が出来てしまう事がございます。
軒天にカビがある場合は即座に対応しよう
外壁の場合は高圧洗浄などが可能ですが、軒天の場合は有孔板や軒天換気が取り付いている場合が大半ですので、高圧洗浄を行ってしまうと建物内部に水を浸食させてしまう事があります。
有孔板や軒天換気が無い場合のみ、高圧洗浄を行いましょう。
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状況別の軒天のカビ対策まとめ
カビや藻の状態が軽度の場合
カビや藻の状態が軽度の場合は、紙やすりをかけて丁寧に取り除きます。軽く紙やすりをかけて取り除く事が出来る程度の場合のみ、行いましょう。
綺麗に取り除く事が出来たら、素じごしらえなどをしっかり行い、防カビ剤が含まれた塗料を塗布しましょう。
カビや藻の状態が重度な場合
カビや藻の状態が酷過ぎる場合は、紙やすりを掛けても意味がありません。その場合は、軒天材を全て取り除き、新しい軒天材を張り直します。
この時、2枚おきに1枚は有効板を配置するようにしましょう。
建物の中の湿気との流れを作る事が出来るので、カビが起き難い軒天にする事が出来ます。
また、留め付けのビスは亜鉛やステンレスなどの錆びない物を使いましょう。その上から素じごしらえをし、防カビ剤配合の塗料を塗布します。
軒の木材の部分も忘れずチェック!
カビや藻が軽度の場合は問題ありませんが、重度な場合は軒の中の木材にもカビや劣化を生じさせている場合がございます。
軒天板を張りかえる場合は、軒の中の木部もきちんとチェックしましょう。劣化が見受けられた場合は、即座に取り換える等をしましょう。
軒天のカビや劣化は放置すると雨漏りに発展する事も
建物内部に木材にも劣化がある場合は、屋根などからの雨漏りがある場合がございます。その場合は、屋根屋さんに雨漏りの点検を行ってもらうと良いでしょう。
雨漏りは、実際の室内に水が垂れてきていなくても、小屋裏内部で滞留している事があります。
軒天に大きく劣化が出来てしまうのは何かのサインですので、それを見逃さないよう細かくチェックしましょう。