防水工事でアスファルト防水を行う際のおすすめ工法3つ!
『目次』
アスファルト防水って一体なに?そう思う方もいらっしゃると思います。
防水工事のアスファルト防水は寿命が長く頼もしい
アスファルトルーフィング材と液体のアスファルトをコーティングする事で、アスファルトシート材を張り重ねて形成し、防水効果を発揮させる防水工法です。
アスファルトルーフィング材を積み重ね張り付ける事で、水密性に優れた防水層を作る事が出来ます。
アスファルト防水の工法は3つあり、施工部位の用途等により適した工法を選定します。
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アスファルト防水を行う工法は3つある!
熱工法
1番一般的なアスファルト防水工法であり、専用釜で熱した防水工事用のアスファルトにより、アスファルトルーフィングシートを交互に積層し、防水層を作る工法です。
専用釜を使ってアスファルトを溶かしながら工事を行うので、窯の設置や使用により、異臭や煙を放つ事が難点といえます。
アスファルト融解温度が220℃~270℃と高温の為、近隣環境問題や現場の火気の危険性などがあります。
しかし、アスファルトの熱すると液状になり冷めると固体になる事の原理により作業性と高い防水効果を発揮させる事が出来るので、アスファルト防水の施工方法の中では1番優秀な工法です。
トーチ工法
改良アスファルトルーフィングのシートの裏面の下地を、トーチバーナーで炙って溶かしながら張り付ける工法です。
直接バーナーで炙るので、溶融釜等の大掛かりな設備が不要であり、アスファルト防水の中でも容易な作業で防水効果を作る事が出来ます。
デメリットは、充分にまんべんなく炙らなければ施工不良になってしまうという事です。
トーチバーナーの火炎は1000℃以上になる事があり、炙ればすぐに溶ける錯覚が施工不良に繋がっている傾向があります。
その為、精度の高い作業が求められるアスファルト防水工法です。コスパは優れていますが、職人さんの腕にかかった工法と言えます。
常温工法
改質アスファルトルーフィングシートに、ゴムアスファルト粘着層が裏面にコーティングされた物をン交互に積層にして張り合わせる、アスファルト防水工法です。
熱くして行う工法では無いので、冷工法とも言われています。
熱を使わないので、アスファルト防水独特の臭いはせず、周辺環境や職人さんにも優しい工法です。
アスファルト防水は20年以上保つ事が出来ます!
寿命年数が20年以上と、アスファルト防水の中は1番長く保つ事が出来ます。難点といえば、何層も重ねる工法なので防水自体が重くなってしまう事です。
その為、受ける建物自体の強度が高く無ければいけません。
陸屋根の防水や、不陸屋根の下葺き等、地下外壁防水等にも使われている工法です。
アスファルト防水は大変実績が多く、あらゆる防水の中でも高い信頼性がある工法です。
耐用年数も長く、耐久性や水密性、耐荷重性に富んでいるので、とてもオススメです。