人気の壁材「ウォールナット」の魅力と知って置きたいデメリット!
目次
近年、新建材等のビニールクロス等の内壁材が主流でしたが、内壁に重圧感や高級感を作る為に銘木合板の内壁材を選ぶ家も随分と増えました。
そんな銘木合板の中、ウォールナットが注目されるようになりました。市原市の住宅でも多く採用されています。
ウォールナットの内壁材のメリットやデメリット
ウォールナットは、クルミ科の針葉樹です。堅い木質なので、衝撃に大変強いのが大きな利点です。
強度と粘りがあるので、乾燥しても狂いにくいメリットもあります。
オイルステインやガードラック等と良く馴染み。艶出し加工を加える事で、更に美しい木肌を見せる事ができます。
内壁材だけじゃなく、床材、扉材、造作材、家具等、幅広く使われています。滲んだ墨絵のような重圧感があり、深みのある雰囲気を発します。
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高級家具にも使われるウォールナットは家に高級感を演出してくれます
ウォールナットはチークやマカボニーと並び、世界3大銘木として人気のある樹種です。
17世紀~18世紀にかけてのヨーロッパ家具史ではウォールナットを使った家具をよく見かけ、「ウォールナットの時代」と呼ばれるほど人気がありました。
日本で言えば、20年以上前にダークブラウン系の内装材や木製建具が流行った、あの時期の雰囲気にプレイバック出来るような材料の雰囲気があります。
内壁に使う事で、高級ホテルの様な重圧感を引き出してくれます。
人気の壁材ウォールナットにもデメリットが有る!
とても高級感を引き出すウォールナットですが、2つ難点を言えば空間を狭く見せてしまう事です。
ウォールナットの塗装は暗っぽい塗装をする事が大半なので、重みが出ます。
しかし、その重みは空間を凝縮させる作用を促すので、引き締めて狭く見せてしまいます。
狭い空間には、ウォールナットは不向きと言えます。板張りを横張りにすると、いくらかは空間を広く見せる事もできます。
ウォールナットの壁材は汚れが目立ってしまいがち
もう1つは、汚れが目立ってしまう事です。暗っぽいカラーに仕上げる事が大半なので、綿ゴミや擦った後等、どうしても目立ってしまう傾向があります。
こまめにお掃除をするだけで回避できる問題ですので、こまめにチェックして綺麗を保ちましょう。
昔の建物の様に重圧感とオシャレを引き出してくれる、ウォールナット。
明るい空間が多かった近年のインテリアに対抗して、重厚感の有るオシャレで個性的な空間を作りましょう。