ご自宅が鉄骨構造の方も多いと思います。鉄骨造の外壁の多くは、ALC板を仕上げとして使っている事が大半です。
鉄骨造は断熱材を充填する事が容易ではないので、外壁に断熱作用のある物を使います。
鉄骨構造の場合の外壁リフォームの注意点や豆知識
ALCは、チョークを気泡状にした物を固めて作った外壁材と言えば、解りやすいと思います。
その為、断熱性に富んでおり素晴らしく優秀な材料です。しかし、欠けたりヒビが入ってしまうとそこから簡単に劣化してしまいます。
傷や欠けが無ければ大変優秀な材料ですが、ちょっとした事でトラブルを発生させてしまう事も有ります。
鉄骨構造の外壁材のデメリットや問題を起こさない対策
ALCの中に水分が回り込んだ状態で冬場になってしまうと、ALCの中で水分が膨張してしまい、パンクしてしまいます。
ALCのトラブルは、これが1番多い傾向があります。
このような状態を起こさないようにする為には、表面の仕上げに傷を付けない事です。
ALCの外壁リフォームは、ALCの劣化部分を補修してから本格的なリフォームへと進みます。
鉄骨構造の家の外壁は塗装でリフォームするのが良い!
1つ目にオススメしたいのが、塗装工法です。塗装は耐水性に富んでいる塗料を選ぶ事が第一です。
溶剤系シリコン等、塗膜がしっかり張る塗装方法を選択しましょう。
既存の外壁を高圧洗浄機で綺麗にし、その上からフィラーを塗布して塗装工程を行います。
建物の大きさにもよりますが、6日~2週間程度で終わらせる事が出来ます。
鉄骨の家の場合にはタイルの外壁も選ぶ事が出来る
2つ目にオススメなのが、タイルを使う事です。木造や軽量鉄骨と違い、鉄骨はとても丈夫なので、多少重いタイルを既存の外壁に張っても問題ありません。
タイルを使うとALCの見栄えも大変良くなり、センスのあるおしゃれな外壁へと仕上げる事が出来ます。
どんなタイルでも使えるので、理想の外壁へと仕上げる事が出来ます。
金属サイディングで外壁をリフォームするのも良い
3つ目にオススメなのが、金属サイディングを使う事です。金属サイディングは軽いので、既存の外壁に張っても大きな荷重にはなりません。
リフォームとしても扱いやすいので、最近の鉄骨造の外壁リフォームにも多く使われるようになりました。
表面が金属なので、ちょっとした接触があってもALCを守る事が出来るので、重宝されるようになりました。
ご紹介した3つの鉄骨外壁リフォームは、どれも全く違う工法ばかりです。見た目にも大きく変わるります。
まずはお住まいの地域で良い評判の業者に、どれが1番の理想なのか相談される事がおすすめです。