サイディングの厚みの標準は?厚さによる性能の違いまとめ!
【目次】
外壁サイディングを導入しようと考えている時、素材の厚みって気にされた事ありますか?
実はサイディングの厚みは、耐久度に影響を与える結構重要なポイントなんです。
サイディングの厚みの標準は、以前は市原市でも12㎜のサイディングが普及しており標準化しておりました。
サイディングの厚みの標準サイズや厚さによる違い
しかし、外装の性能の向上を求める為に、平成20年にサイディングの厚みの最低を12㎜から14㎜に引き上げて改正されました。
したがって、今現在は12㎜のサイディングは販売されておらず、14㎜のサイディングがスタンダードになっております。
16㎜以上のサイディングは表情豊かで豪華さがありますが、価格が合わない為にニーズが少ない傾向があります。
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サイディングの厚みによるメリットデメリット
14㎜のスタンダードサイディングと16㎜以上のハイグレードサイディングとの比較を、まとめてみました。
①留め付け方法の違い
14㎜のサイディングは、釘留め工法です。その為、仕上がりに釘頭が目立ってしまうというデメリットがあります。
16㎜以上のサイディングは金具止め工法が一般的なので、釘頭が見えないメリットがあります。
金具止め工法の方が地震力に強く、シーリングの耐久性も高くなります。釘留めの場合は地震力が大きく響いてしまうので、シーリングの耐久性が乏しくなってしまいます。
価格としては14㎜の方が安価ですが、その後の使い心地等を踏まえると、16㎜以上のサイディングを使う事をオススメします。
ちなみに、金具止め工法が出来るのは、15㎜以上のサイディングと決められております。
②防音や断熱効果の違い
厚みが厚くなると防音性や断熱効果が高くなると思いますが、14㎜を18㎜にしても、材料の性能的には大差はありません。
③表面塗装の精度の違い
15㎜以上のサイディングは、表面塗装の精度がとても高いです。見た目のグレードは、15㎜以上のサイディングの方が断然豪華になります。
セルフクリーニング機能があるサイディングもございますので、表面の精度は14㎜じゃ無い方がオススメです。
このように、標準の14㎜のサイディングとその他の厚みのあるサイディングとの比較は、防音や断熱効果を除くと、かなりの差があると言えます。
サイディングは、意外と慎重に選ぶべき材料なので、しっかりとしたリフォーム業者さんに御相談を行う事がおすすめですよ。