住宅というのは、建てた時は家族で住んでいますが、いつの間にか夫婦2人になっている空間になります。
特に定年退職の頃には、お2人での生活になるので、2人が快適な住空間にすべきといえます。
なので退職金を利用し、快適に暮らしていける空間で作る方がとても増えています。
定年退職後のリフォームをする時に行っておきたいポイント!
定年退職後のリフォームとして考えてほしいポイントは、将来的な事を考えて自分の老いた体でも満足に過ごしていける快適な空間つくりです。
その為に必要なリフォームを3つピックアップしました。
手すりを付ける
手すりは、意外とあると助かるアイテムです。いつの間にか、何かに手を掛けて動く事多くなったと思います。
動きにくくなった体でも、手すりを活用するだけで快適な動きに変える事が出来ます。
玄関の上り口、トイレ、階段、洗面台の横、浴室など、最低限この編には手すりが必要となります。
高さや形など、自分たちのニーズに合わせた手すりを付けるようにしましょう。
ユニットバスにリフォーム
年齢を増すと寒暖の差に体が付いていけなくなり、寒いお風呂に入った途端体調不良を訴えてしまう事があります。
ユニットバスにする事で空間の熱伝導率を低くさせる事が出来るので、夏涼しく冬暖かい空間にする事が出来ます。
組立型のユニットバスもありますので、どのような古い浴室でもユニットバスにする事は可能となります。
入り口が広いと将来的に介護付きで入浴する事も可能ですので、間口が800㎜位は開く出入口としましょう。
片開き戸よりは3枚引き戸の方が、オススメです。 ユニットバスの入れ替えの際に手すりを付けると、強固な手すりを設ける事が出来ます。
トイレをリフォーム
トイレも寒い空間にすると体調不良を起こしてしまうので、暖かい空間にリフォームしましょう。
便器は、暖房便器やウォシュレットにしましょう。
便座が温かいだけで、用が済んで立ち上がった際の体への負担を軽くさせる事が出来ます。
また、冬の寒い時期に空間が冷えないよう、パネルヒーターなどの暖房器具の据え付けをすると、年齢を増しても快適なトイレ空間にする事が出来ます。
定年後には将来の事を考えて安全な家へとリフォームしましょう
他にも蛇口や木製建具をレバーハンドルにする、階段の床を滑りにくくする等、年齢を増した際に使いやすくするポイントは沢山あります。
まずは、動きをスムーズにする手すりの設置や、トイレと浴室の改修は必須です。
特にトイレと浴室は、その中で倒れる事は絶対あってはならないと言われている空間ですので、そうならないような設備を整えましょう。 定年後も、快適暮らせる住宅空間になりますよ。