外壁リフォームの際、検討される方法が外壁の重ね張りです。既存の外壁を残したまま、その上から新しい外壁を張る方法です。
一般的に考えると、外壁の上に新しい外壁を張るという事は、建物の呼吸が出来なくなるという方もいらっしゃいますがそれは間違いです。
外壁の重ね張りのリフォームは技術の高い所に依頼しよう!
しかし、適切な材料と適切な工法で行えば、建物に良い環境を与える外壁重ね張りのリフォームを行う事が出来ます。
なので、信頼できるリフォーム店に重ね張りの工事は依頼する様にしましょう。
外壁を重ね張りでリフォームをする際、間違ってはいけないのが材料の選定です。
重ね張りを行う場合はサイディングを使う事が大半ですが、新しく張るサイディング自体が重いと、古い構造体に余計な負担をかけてしまいます。
その為、せっかくのリフォームが建物自体の強さを半減させてしまう事があります。
重ね張りのリフォームを行う時には金属サイディングがおすすめ!
重ね張り工法で外壁リフォームを行う場合は、軽くて負担をかけない金属サイディングの使用をオススメします。
金属サイディングは、一般的な窒素系サイディングに比べると1/10程度の重さしかありません。
金属サイディングの1枚当たりの重さは2kg程しか無いので、子供でも楽に持てる軽さです。
ねじ止めで既存の建物に取り付けるのですが、サイディング自体が軽いので古い既存の建物に余計な負担をかける事がありません。
重ね張り工法は空気層をしっかり作る
もう1つ間違ってはいけない工法としては、きちんとした空気層を作る事。
既存の建物がきちんと呼吸できるよう、新しい外壁と古い外壁との間に空気層を作ります。
空気層を作らず、直接新しいサイディングを既存の外壁に直接張ってしまうようでは、建物に湿気が溜まってしまい、建物を急激に劣化させてしまいます。
通常は、既存の外壁と新しい壁の間を18㎜の厚みの木材で空気層を作ります。
空気層の中で空気循環が出来るので、建物の湿気を建物の外に逃す事ができます。
サイディングの重ね張りの際の工事項目
新しい金属サイディングを既存の外壁に重ね張りする時には下記の作業項目が基本的な物となります。
- 仮設工事
- 空気層の材料と手間
- サイディングの下地材料と手間
- サイディングの材料と手間
- その他経費
その他、既存の外壁が著しく傷んでいる場合は、補修費用も加わります。
既存の外壁をそのままにした重ね張り方法なので、施工料金も安価に済むのでお得です。