サイディングの釘打ちはデメリットが多い!すすめられない理由
『目次』
サイディングの張り方は、釘打ち工法と金具留め工法の2種類があります。
薄いサイディングは釘留めをし、厚みのあるサイディングは金具留めを行う、という施工方法が一般的です。
14㎜のサイディングは釘打ち、それ以上の厚みのサイディングは金具留めが一般的です。
外壁サイディングの釘打ちがおすすめ出来ない理由!
サイディングの留め付けは、金具留めを強くオススメします。金属系のサイディングでしたら、釘打ちでも問題ありません。
しかし、窒素系のサイディングに釘打ちしてしまうと、釘打ちの周りが劣化しやすくなってしまい、早い場合は5~6年でサイディングが劣化してしまう事があります。
何十年も使って行かなくてはいけない住宅が、5~6年で外壁に難が生じるなんて、絶対あってはいけません。
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サイディングの釘打ちは水分が壁に入りやすい
釘打ち工法で劣化が発生してしまう大きな理由は、凍害です。
釘打ち部分の周りから水分がサイディングに浸透し、歳月かけて凍害を繰り返して劣化してしまいます。
特に、寒く凍るような寒冷地域では、このような劣化が起きてしまう可能性がございます。
見た目も外壁への釘打ちは良くない
また、釘打ち工法は、釘頭が目立ってしまうのも大きな難点です。
釘留めした部分は、釘頭が目立たないように専用のタッチアップ塗料で補修するのですが、100%色を合わせる事は出来ないので、結果的に目立ってしまいます。
遠目では気になりませんが、近くで見るととてもカッコ悪いです。
金具留めは、サイディングの裏面で金具留めを行うので、表面的の留め付けが目立つ事はありません。
コーナー部分や張りはじめや張り終わり部分には釘を使わなくてはいけませんが、端っこですので目立ちません。
サイディングは金具留めが出来る15mm以上の厚さを選ぼう!
14㎜サイディングがサイディングの中で1番安価ですが、釘打ち工法を考えるとオススメ出来ません。
金具留め工法が可能な15㎜以上のサイディングを使う事が、将来的な事を考えるとオススメです。
何十年も使う建物ですので、長い目で見て材料を選んで良い建物を作りましょう。
材料選びに迷った時には、信頼できるプロのリフォーム会社に相談されて下さいね。