マンションのひび割れ補修を行うべき目安と対処方法まとめ
『目次』
マンションは、高層の場合は鉄筋コンクリート造の場合が大半であり、外壁はコンクリートで覆われています。
コンクリートは打設後に、水分を蒸発して乾燥していく事で伸縮を繰り返します。その度に、どうしてもひび割れを発生させてしまいます。
マンション外壁のひび割れは適切な処置で対処しよう!
ひび割れが起きてしまうのは、コンクリートという習性の為に起きてしまう仕方のない現象です。
その為、どうしても外壁にひび割れを起こしてしまいます。
外壁に発生してしまうひび割れは、全てが悪い物ではありません。
ひび割れの幅が0.3㎜以内であれば、奥まで貫通している事はあり得ないので、問題ありません。
問題なのは、0.3㎜以上のひび割れが発生してしまった場合です。
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マンションのひび割れが大きくなったら注意!
コンクリート外壁の奥までひび割れが達している場合がありますので、注意が必要です。
ひび割れが建物の奥まで達してひび割れを起こしてしまうと、雨水を侵入させてしまいます。
雨水の影響でコンクリートがアルカリ性から中性化されてしまい、コンクリート内部の配筋に影響を与えてしまい、錆びへ変化させてしまいます。
コンクリートとしての耐久性が失われ、建物に大きな影響を与えてしまいます。
もちろん雨漏りも発生させてしまうので、建物自体の劣化へと繋げてしまい、寿命にも大きな影響を与えてしまいます。
定期的な点検により、ひび割れの補修を行いましょう。
壁にひび割れを確認したらなるべく早めに補修しよう
コンクリート外壁の補修方法は、小さなひび割れの場合はエポキシ樹脂を注入して埋めます。
その上から防水モルタルを塗布し、仕上げを行います。
ひび割れ箇所が多い場合は、ひび割れを補修した箇所ばかりが目立ってしまいます。補修箇所が多い場合は、外壁全ての仕上げのリフォームを行うと良いでしょう。
必要な修繕が遅れてしまう理由は、リフォーム時期がまだ先だからと、ひび割れを長期間放っておく事はよくある事のようです。
ひび割れの中には、放っておくと急に劣化速度が増してしまう物もあります。その影響で、建物に重篤な影響を与えてしまう事もあります。
3㎜以上のひび割れを発見したら、業者に依頼して速やかに補修を行うようにしましょう。